場末泡沫の霊界通信

守護霊中島氏との対話や霊からのメッセージ

ひしょひしょ話

「もう、ダメだな」
「はい」
「飲め、買いに行け、ハイボール」
「明るくなれば」
「成年後見はやめたんだな」
「はい」
「入院も諦めた」
「はい」
「ふむ、まだ割り切れてないな」
「はい」
「だから、もうダメだ。生きようとするな」
「死ねと言うのですか?」
「死ねればもうけものだが、死ねない」
「現世で苦しみ続けろと」
「残酷だな」
「守護霊さま、痛みと苦しみを取り除いてください」
「だから、酒を飲め」
「はい」

空白空間

<独白>
俺は二重人格なのか。4月の俺は別人格だったのか。今の俺は誰なのか。朝から酒を飲む俺は誰なのか。
躁うつ病だと医者は言う。病気じゃないと言う藪医者もいる。俺はすっかり傷ついた。抱えるリスクが大き過ぎる。
永久入院。M先生。悪くないんじゃないか。不安と爆弾を抱えて暮らすよりも。
いま何がしたい。誰に会いたい。何が食べたい。ああ、浮かばないよ。焼鳥とビールかな。つくねの塩がいい。峰子さんに会いたい。癒されたい。
もうダメさ。流されるだけ。守護霊様と昔話がしたい。夢はない。希望はない。疲れ果てた私は。ああ、本当に疲れてるんだ。寝起きなのにね。タバコ買いな。俺が許す。

混迷

「中島様。私の病状はどうなのですか」
「深刻だな」
「しかし、主治医も訪問看護も地活も誰もが大丈夫だと言います」
「他人事さ」
「どうすれば良いですか?」
「俺にも分からん」
「そんな!!」
「予定通り節約するしかないだろ」
「無理です」
「これから、その無理が1年続くのだ」
「死にたいです」
「なら、なぜアクションを起こさない。怖いのだろ」
「泣き言です。喚いてます。変です」
「ふむ、これも泣き言かな。もっと泣け」
「もっとですか」
「そうだ。泣き疲れて眠るまで泣け」
「中途半端だと」
「もう、発狂を怖れるな。壊れて楽になれ」
「壊れて楽になれ? それが守護霊様の言葉ですか」
「そうだよ。流れに逆らうな、だ」
「わかりました。壊れて楽になります。大丈夫かな」
「お前の粘り腰が悪い方に出ているな」
「粘り腰ですか」
「ああ、往生際が悪い。お気楽で行け」
「はあ、もう薬飲んで、寝ます」
「そうしな。また来いよ」
「はい」