脳のヌルヌル
昨日の診察で、貧困からの脱出を考えるのは狂気に属すると言われた。薬が変わった。あれも書きたい、これも書きたい。でもどれにも手をつけない。結局、何も書けない。どうなるか分からないが守護霊中島様を呼び出してみよう。 「中島様」 「なんだい」 「この、脳のヌルヌル状態は何ですか?」 「病状と薬の作用で、... 続きをみる
流動的だ脳
おお、初めての経験だ。 病状だ。脳が流動的になっている。 これから狂気に進むのか、 正気に戻るのか、 さっぱり分からない。 「守護霊さん、俺はどうなるの」 「心配するな、死にはしない」 「いや、そういう問題じゃないんだ」 「ああ、低下した知能の問題か」 「それは大きい」 「だから、元がたいしたこと... 続きをみる
入院
「入院することに決めたよ」 「そうみたいだね」 「これから主治医に紹介状を書いてもらいに行く」 「うまく行くといいね」 「どう思う」 「入院は良いんじゃないか」 「帰ってこれるか」 「わからない」 「病状は、どうなんだ」 「ゆっくり入院しろ」 「どうせ、金がないしな」 「そこだね」 「無駄な一人暮... 続きをみる
京都の女
ああ。100日ぶりにアルコールを摂取したよ。この100日何だったのか。よく分からない。 クリエイティブな時は無かったな。抗精神病薬が悪い。こんな100日なんて、ゼロだ。生きている意味がない。 問題は京都の女だ。私が唯一会話のできる女性だ。昨日も電話で、40分ほど話をした。肉体関係はない。手をつない... 続きをみる