場末泡沫の霊界通信

守護霊中島氏との対話や霊からのメッセージ

守護霊中島君のこと

私と中島君は会社の同期だ。中島君はアル中で会社を辞め、猛勉強して大学教授になり、そして、45歳の時に病死した。バツ1で、身寄りもなく、私が彼の死を知ったのは、亡くなってから2年後だった。人生で一番の親友。そんな彼が、私の前に現れたのは、2014年の12月だった。


「中島、俺、精神病になっちまったよ」
「それは、あんな嫌がらせにあったんだから仕方ないよ」
「そうだね。尋常ではない」
「お前が魅力的過ぎたんだ」
「確かに、調子に乗り過ぎていた」
「そんな事ないよ。池田が大馬鹿だっただけの話さ」
「運が悪かったと?」
「ああ、運とは何かがわからないけどね」
「あの時、壊れたんだね」
「そういうことだ」
「時効ですか」
「そういうことだ。それより、その後の粘り腰は凄かったよ。50まで会社に行ったんだぞ。天才が。そこから、さらに4年。立派なもんだよ。壊れてからのことを言っても無意味だよ。壊れてましたとしか言えない。今も十分に壊れてるようなものさ。無理だよ」
「今、十分に壊れている、か。なるほど。中島はやっぱり天才だな」


これが最初の霊との対話である。霊界通信第1号だ。ただ、この時はまだ中島君は守護霊ではなかった。


霊には36階級がある。1級から26級までと、初段から10段までだ。下の方は低級霊と呼ばれ、上の方は上級霊と呼ばれる。


霊との対話。俺の人生はこの時に終わった。霊界に移ったのだ。いまも生きているが、これはもう人生ではない。余生だ。ただね、余生も楽じゃない。

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