「脳が悪化している」
「どういうふうに」
「バラバラだ」
「それでワンワンと吠えるのか」
「そうだ」
「何も考えられなんだな」
「そうだ」
「リスパダールを貰ってくれば良かったのに」
「月曜日に行こうか」
「行きたくないんだな」
「そうだ」
「悩ましいな」
「うん、オナニーも出来なかったし」
「悲しいな」
「ああ、今日はメルマガの日だ」
「仕事か」
「そうだ。1ケ月500円のな」
「人生、何が起こるかわからない」
「何かおこるのか?」
「わからない」
「霊界でもわからないか」
「ただ、雲が見える」
「それで」
「大きな変化がある」
「変化はいやだよ」
「運命に従いなさい」
「結婚か」
「違うよ」
「何なんだ」
「分からない」
「何なんだ」
「素じゃダメなのか」
「全然ダメだ」
「ワンと鳴く」
「それは使える」
「清潔感か」
「基本だな」
「得意分野がいるな」
「いるな」
「ニッチしかないな」
「難しいな。いまは決められない」
「歴史上の人物になるのは諦めろ」
「ふむ、有名人も難しそうだ」
「内的充足が重要だと書いたのはお前だぞ」
「思い出したよ」
「キャラなんてきにするな」
「おいおい」
「そんなもんだよ」
「生活保護脱出には当てるしかないと言われた」
「その通りだな」
「どうやったら当たる」
「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」
「疲れるな」
「無理するな。ただし、少しは考えろ」
「そうか。数か」
「魚群探知機は使え。いや作れ」
「藤崎先生の理論か」
「重要だ」
「魚のいないところで釣りをするのは馬鹿だしな」
「あとはキャラ作りかな」
「これも重要だな」
「まあ、きっと当たる。俺が何とかする」
「中島様、頼んだよ」
「お前は健康に留意しろ」
「わかった」