「また厳しいこといわれたよ」
「転院か」
「そうだ、頭が痛い」
「そしてまたハイボールか」
「そうだ」
「メルマガはまず審査からだな」
「計算違いだ」
「笑顔の監獄、頑張れ」
「そうだな」
「地活や就B、どうでも良いよな」
「ぶっちゃけな」
「目白の叔父様も嫌になった」
「ああ、在宅ワーク反対か」
「まあ、歩くのは重要だと思ってる」
「無理するな」
「Kさんや、Oさんに頼られてるじゃないか」
「嬉しいことかな」
「理想が高すぎるんだ」
「そうかもね」
「辻潤じゃだめなんだな」
「周りが許さない」
「周りか。整理した方が良いな」
「バックギャモンとはおさらばだな」
「それが良い」
「父の言葉が痛い」
「流せ。彼は特殊だ」
「柔らかくやり過ごす」
「その辺が目標かな」
「何とかなる」
「厳しいこと言われたな」
「親父さんはプロだもんな」
「グサッと来た」
「読めないんだものな」
「ショックだよ」
「じゃあ、読め」
「精神疾患だからな」
「やっぱり知能は低下してるな」
「回復訓練で回復するのか」
「試すしかない」
「その意欲が」
「少しずつだ」
「少しずつか」
「そうだ、すべては少しの積み重ねだ」
「精神疾患だからな」
「その認識も重要だ。無理はいけない」
「あ、言い訳だと非難しないんだ」
「良い訳かもしれないが事実だろ」
「現実さ。医者の指示になど従えない」
「普通だよ」
「異常だよ」
「普通に異常だよ」
「昼寝する」
「それがいい」
「またね」
「のんだくれ人生は評判悪かったな」
「みんなスクエアでプラスチックだからな」
「でも、依存症は怖いみたいだ」
「そうかい」
「脳がアルコール漬けになって馬鹿になるらしい」
「誰が言った」
「看護師の丸ちゃんだ。かなり怖くなった」
「精神科の薬も、怖いけどな」
「俺ものんだくれ人生に足を突っ込んでたから」
「そうだな」
「遅いかもしれないけど、脱出するよ」
「お前なら出来る」
「コロナ騒動はいつおさまる」
「まあ、秋までだろう」
「俺の全日通院はいつまで続く」
「わからんな」
「わからんか」
「わからん」
「やっぱり体調優先だな」
「その通りだ。ただし今は大事な時だ。怠けるな」
「わかった」
「それじゃあな」