「中島様」
「どうした」
「PSWにのんびりしなさい、一生と言われました」
「無茶を言うPSWだな」
「開き直れとも」
「鯵の開きか」
「どうすれば良いでしょう」
「ひとの話を何故聞く」
「寂しくて」
「何故、寂しい」
「さあ」
「みんな寂しいんだよ」
「そんなの関係ないよ」
「お前らしいな」
「俺は、寂しいんだよ」
「じゃあ、彼女を作れ」
「どうやって」
「自分で考えろ」
「10代が良い」
「好きに言ってろ。ロリか」
「ロリになった」
「アルコールは脳を委縮させるぞ」
「ああ、純さんが言ってたな」
「純さんは、良い人だ」
「言われた通り散歩しろ」
「そうします」
「狂の夕食はカツ重だぞ」
「はい」
「中島様」
「殊勝だな」
「もうダメです。現実が見えました」
「ああ、もうダメだ」
「やっぱり」
「霊界に行けますか?」
「いまは未だ無理だ」
「どうすれば良いですか?」
「悩むな。気楽に行け」
「風呂が風呂で、はひふへほ」
「どうでもいい」
「ハイボール、1日10本」
「どうでもいい」
「知能が働かない」
「もう、そういう世界から離れろ」
「はい」
「昔の友達と縁を切れ」
「はい」
「少し寝ろ」
「はい」
浮浪者風の私に、立ち直れという女がいた。27歳も下のガキだ。俺は精神障害者だ。いまさら健常者にはなれないんだよ。
目白の叔父は朝に、酒飲んで煙草吸って、それが人生と言っていたのに、急に立ち直るなどというから怒鳴られた。
抗精神病薬で低下した知能。元には戻らない。それでも有料メルマガを発行する。凄い頑張りだ。
いったいこれから、どんな人生になるのか。このままでは終わらない。終わらせたくない。世界に作品を残したい。
欲望。欲望なくして人生なし。それなのに怠惰だな。いや、体調が悪いんだ。
週1のメルマガはハードだぞ。
覚悟は良いかい。
読者はゼロかもよ。
それでも真面目に書け。何を。そこだろ。コピペか。やめろよ。肉声だよ。叫びだよ。
そんなものに価値があるか。共感。共鳴。反感。敵意。
いろいろあるよ。欲。どんな欲なんだろうね。
あ。電話。