「最近のマイブームはおでん祭りだぞ」
「祭り。誰とだ」
「一人でだ」
「それは祭りと言わないな」
「いや、一人祭りだ」
「金もないのに」
「それは言うな」
「ハイボール付だろ」
「まあね」
「生活リズムが乱れてるな」
「ああ、流れにまかせるさ」
「いいか、一歩ずつだぞ」
「うん」
「まず、出版企画書だ」
「欲を出すなか」
「ひとつずつ終わらせろ」
「ああ」
「もう、寝ろ」
「気分じゃない」
「おれの言うことを聞け」
「わかったよ」
「明日はサンデーカフェに行け。リサーチだ」
「俺が片付け掃除が出来ないのは、統合失調だからだって」
「統合失調と言われて、とても嬉しかった」
「廃人の虚栄心か。面白い」
「なんだかホッとした」
「明日はどうする」
「地活に行くかどうか」
「歩くの、しんどいな」
「でも、やることがない」
「出来ることがない、の間違えだな」
「貧困グループとの繋がりもあるけど」
「あわてるな。ゆっくり行け」
「名刺が必用だ」
「まあな」
「本を出版したい」
「ああ、頑張れ」
「KH氏とはどうなる」
「大事にしろ」
「そのうち、父と母が死ぬ」
「まだ先だろう」
「俺は還暦になる」
「統合失調を全面に出すか」
「それは面白い」
「とにかく今年は楽しくなりそうだ」
「全然、眠気が来なくて」
「そんなことは誰にでもある」
「久しぶりに徹夜になった」
「今日、病院へ行け」
「その予定だ」
「でも、良くなってる気がする」
「尺度にもよるがな。気分が良ければ、それで良い」
「そうだよな」
「アメブロの金言はヒットだな」
「ありがとう」
「出版と笑顔の監獄か」
「その二つだな、今年は」
「還暦もカウントダウンだ」
「躁転じゃないよな」
「ふん、そんなもの精神科医の言葉の遊びだ」
「アメブロは行けるぞ」
「頑張るよ」
「気楽にな」
「ああ」