休眠研究所の扱い方
「大問題だった小説は書き終えた。あとは研究所だ」
「そうだな。懸案だな」
「どうすれば良い」
「今は放置だ。アイデアが浮かぶまで動くな」
「どうすればアイデアが浮かぶ」
「それは、タイミングときっかけだ。今はその時期ではない」
「まあ、今は考えないことか」
「その通りだ」
「素振りブログも今のままか」
「そうだ」
「また、小説を書きたくなった」
「インプットが先だ。まだ書くな」
「魔の山を読むのか」
「今は頑張るな」
「790ページだよ」
「それがどうした」
「厚さに圧倒される」
「所詮、有限だ。終わりはある。霊界と違ってな」
「なんだか狂気が懐かしい」
「無理を言うな。凡人になっれしまったのさ」
「一番嫌いなタイプだな。自己嫌悪になる」
「なら、変人になれ、狂人にはなるな」
「変人か。それ良いな。変人倶楽部を作ろうか」
「お前はまだ変人じゃないぞ」
「キャズム越えか」
「そういうことだな」
「今日もありがとうございました。守護霊様」
「いえいえ」